■散文 | ウェブ・デザインについて
2003年4月5日(土)
日銭産出場に緊急招集、その中で「デザイン」と云う言葉自体に疑問が沸く事があり、筆にまとめてみようかと。
これは音楽にも当てはまることであるが、マス・メディア/マス・プロダクション等によって絶えることなく現代社会に加えられてきた個人主義の抑制と同調性の増大への圧力と共に、問題を意想外の新しい方法で解く能力はますます減少してきている現実がある。その中にあってさえデザイナー諸氏はあたかも自分が万人のために知力を尽くしているかのように、自分が創造(?)したものが多くの人々の目に止まりブックマークされているかのように思いがちであるが、実際のところマス・プロダクションと云っても個々のターゲットは限られており、それを閲覧する必要のあるのはほんの一部の人々なのである。そう云った意味に置いては、Web媒体はマスと思われがちだがマスでは無い。また「デザイン」という言葉の二極的側面は人間の環境と人間の使う道具として機能させる事であり、反対に人間自身をも意識変革させる事では無かろうか。
今日自分に関わりのあった人間が「ごくありふれた自然の様なデザインは究極なんだよ」と云っていたが、自然美はおろか蝶の羽や葉の形容は副次的な所産でデザインではない事は断言しておく。
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